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暦のデザイン

  • nikakukeiy
  • 4月1日
  • 読了時間: 3分

今年度最後のカリキュラムは、4月からの新生活にむけてのカレンダーづくりです。


そして初めての紙版画に挑戦。


今回は、よく学校で制作する、凸版の版画とは違った方法で、紙にニードルやペンでひっかいて、そこにインクを入れて刷る凹版です。


先生たちも何度も何度も練習して、成功したりうまくいかなかったり。。。

そこで二角形の、「実験室」を思い出し、

みんなも一緒に実験してもらおう!と、今回は実験dayとして次回の本番に向けて色々挑戦しました。


図案は今回は自由に。

ポテトだったり、ウーパールーパー、怪獣、、

下書きをした後、力を込めて厚紙に描いていきます。

それを切って、油性の版画用絵の具をカードで詰めていき、寒冷紗という布で、拭き取っていきます。

事前に濡らした紙を版の上に丁寧にのせて、クッキングシートを置いた上から、瓶で念入りに擦っていきます。





ポイントとしては、版になる厚紙に描く道具としては、なるべく尖ったものが良いということ。

版に傷をつける要領です。

実際、カッターで紙を剥がしたところにインクをつめると、良い感じに色が出ます。

そして筆圧も重要。子供達の力ではなかなか難しく、線が出たり出なかったり。

そして、刷る紙を事前によく濡らして、柔らかくして、凹の部分に入り込ませること。

インクを念入りに凹部分に詰めていくこと。

寒冷紗での、インクの拭き方もポイントです。

拭い方が足りないと、線が目立たないし、拭いすぎても物足りない絵になってしまう。


結果、どの工程も気が抜けない作業でした。紙版画、とても奥が深い。


今回とてもいいなぁと思ったのは、

うまくいってもいかなくても、みんなへこたれずに次へ活かそうと頑張って挑戦してくれたことです。

そして、偶然うまれたものを驚き、喜んでくれた姿はとても素敵でした。






紙版画の2回目。

カレンダーにするための本番の紙に刷ります。

後から1年分の数字を印刷するので、

上半分に絵を入れます。


絵のテーマは、1年間見ていられるもの。

多くの子は自分な好きなものを選びました。

飼っているペットや、キャラクター、好きな食べ物。

それらを厚紙に描いて、鉄筆で力を込めてなぞりました。




前回やっていただけあって、みんなもう説明せずにどんどんできちゃう。

先生の代わりに友達に教えてあげる子もいました。


今回の目標は、前回よりもさらに念入りにやること。

どの工程も大切な作業だということがわかったので、集中しないとできません。





一枚刷って、納得いかないと、もっとやってみる。と、こだわる子も出てきました。


そんなこんなでがんばって刷った紙版画。

前回よりもよく出来たのでは?





絵の雰囲気もいい感じだし、線もよく出ています。


後日、数字を入れて完成させたものをみんなにお渡ししますね。それまでお楽しみに。

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