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風と太陽とデザイン ②

太陽のチカラが必要な今回のカリキュラム。

晴れることを願っていたら、

水曜、土曜ともお日様がばっちり出てくれました!


今回は「サンプリント」という、

その名の通り、太陽のチカラをかりて、プリントをします。

さてどうやってプリントするでしょう?とみんなで考えていると、太陽で溶ける?なんて声が。


「青焼き」という、印刷の手法を知ってはいたものの、ちょっと難しいかな…と二の足を踏んでいたのですが、

太陽のチカラで身近なものを紙や布にプリントできるのを二角形のみんなが見たらきっと感動してくれるは

ず!と挑戦することに。


事前に部屋の雨戸を閉め切って、真っ暗な部屋にします。それだけでみんなテンションがあがる。

これがポイントで、最後の印刷の時までは日光が当たらない部屋で作業しないと、どんどん感光してしまいます。




まずは紙で練習。そして布で本番。


布に感光液をハケで塗って暗い場所で乾かしている間に、モチーフ探し。外に出て草花を採ってきたり、文房具や、ゴム、おはじき、中には謎の(おもちゃの)拳銃やナイフや虫(ホンモノ!)を選んでくる子も。




モチーフを紙や布にレイアウトし、

飛ばないように、ガラスの板を上に乗せて、外に出て、太陽の日差しがあたるところに約10分置いておきます。




モノの置き方や、選び方、それぞれとても個性が見えました。

顔のように配置する子、輪ゴムを使って蝶のようにしてみたり、葉っぱで雨を降らせたり。安全ピンを龍のようにレイアウトする子も。


さぁ、乗せたものを外してみると…

周りの色と、ものを乗せた部分の色が変わって、みんなびっくり。



それを水でよく濯ぐと、さらに周りの色が綺麗な青に変化して、モチーフ部分は白く色が抜けて、綺麗な絵が出来上がりました。写真のような、藍染めのような。とても不思議な作品。







乾かすと、さらに青が濃くなって、いい感じ。


その日の天気や、作業のやり方、感光の時間、すすぎで作品の仕上がりが変化するサンプリント。二角形らしい実験的なカリキュラムになりました。








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