縁起のいいかたち 1
今年はじめのカリキュラムは、お正月らしく、飾り羽子板づくり。
テーマは縁起のいいかたちです。
縁起ってなんだろう…?まずはそこから質問がとんできました。
縁起とは、すべての事物や現象が互いに関連し、影響を与え合っているということだそう。
縁起のいいとは、良いことがおこる前触れ、前兆のことをいうんだね。
縁起のいいかたちってどんなのがあるかな?
「つる!かめ!」「はと!」
調べてみると、たくさんの縁起のいいかたちが出てきます。
ほかにはふくろう(不苦労)やへび(脱皮する、成長する)、犬(多産、安産祈願)なんかもありました。
大人の私たちも知らないものもあって、その由来がダジャレから来ていたり、昔の人はこうやって物に願いを込めていたんだと思うと興味深い。
今日はお正月らしく、羽子板に、富士山、初日の出をあしらい、縁起のいいかたちで飾りたいと思います。
ベースの富士山と日の出はステンシルで。
透明のシートに絵を描いて、スポンジで色付け。これだけでもとても可愛い羽子板。
つぎに、紙粘土で縁起のいいかたちを作ります。
へびを紅白で作って絡めてみると、とても迫力のある飾りになりました。
人気の猫は、白で招き猫のよう。
みんな、それぞれ好きな形を一生懸命に形作って、どこに配置しようかな?とレイアウトもこだわっていたので、とても素敵な飾り羽子板ができあがり。
色も華やかで、ひとつひとつがとても個性的で、
まさに、縁起のよさそうな羽子板です。
乾かしたら、次回、羽子板あそびをしてみよう。
最近ではあまり見かけないお正月あそびだけれど、自分が作った羽子板で遊ぶのはきっと初めて。
今年一年、良い年になりますように。願いをこめて。
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