江戸の粋な「でざいん」にふれてみよう②
紙すき寄席を楽しみにしながら、
二角形も少しずつ準備が進んでいます。
じゃじゃん!

寄席の舞台、高座がみんなを待っていました。
大きな座布団(ホンモノの笑点のざぶとん!)に、赤い毛氈。
あまり見慣れない子はきょとん。興味津々な子は、ふかふか触ってみたり、早速座ってみたり。
毛氈は、『紙すき寄席』というだけあって、紙でできています。とことん紙にこだわったイベントです。
そして、高座の名称や、これから挑戦する寄席文字のお話を聞きました。江戸のフォントにはいろんな種類があって、それぞれ意味がこめられていて面白い。

そして、みんなで寄席を体感してみよう!ということで、座布団に座って「判じ絵」クイズ大会。
判じ絵は、昔の謎解きのようなもの。それがとってもユニークでもりあがりました。
そして今回作るのは、寄席文字で書いた色紙。
自分が書きたい名前や言葉を、寄席文字の五十音表から選んで、丸で囲います。
それを切り取り、色紙にレイアウト。
綺麗に並べてみたり、丸くレイアウトしてみたり。中には、名前を別の言葉に並べ替えて、そこから名前を探し出させるという強者もいました。そんなのも面白い。
裏をえんぴつで塗り、文字をなぞり写します。
それを筆ペンや、墨汁をつけた面相筆で塗ります。
寄席文字は、みんなが見慣れているひらがなの形と少し違うので、原本をよーく見ながらみんな丁寧に塗っていました。ジュニアになると、面相筆の使い方も上手で、きれいに縁取ってから中を丁寧に塗って。
みんな真剣です。
それだけでもシンプルで素敵だけれど、江戸の粋なデザインのように、綺麗なグラデーションを入れてみよう。
スタンプパッドのインクをスポンジをつけて、まわりをグラデーションで飾ったり、文字にふんわり色をつけたり。みんな想い想いに飾り付け。この色が好きかな。こんな色が似合うと思う!と言いながら。
来月、大事な人にプレゼントするからね。
Comments