動くデザイン １

みんながみてるアニメ。

実は絵がほんとに動いてるんじゃなくて、

一枚一枚絵を描いて撮影したものを動画にしてるんだよ。

そこで、面白いパラパラ漫画をみんなで鑑賞しました。ネコがご主人様の帰ってくるのを喜んでいる仕草がとっても可愛い。そんな素朴で短いお話だけれど、一枚一枚丁寧に描かれていて、みんな夢中でパラパラしました。

そして今日作るものは、アニメーションの原型のゾートロープ。

パラパラ漫画みたいに、12コマを貼ったものを回して隙間から絵をみると、アニメーションのように絵が動いて見えます。うまくできるかドキドキ。

まずはアイデアを考えます。

いくつか考える上でポイントがあって、12コマはあっという間なので、簡単な動きにしなければなりません。けれど、動きは上下に動いたりするとわかりやすい。そして、絵は複雑でないシンプルなもの。これをみんなに伝えるのはなかなか難しかったけれど…どうやら理解してくれてる様子。。すばらしい。

本番の紙に描いて、用意した黒い画用紙に貼っていき組み立てます。それを紙皿にくっつけて、割り箸に刺したらできあがり。

組み立て作業はみんなお手のもので、ササっとできたけれど、やはり絵の題材にとても悩んだりしました。こだわってこだわって。

納得するものを作りたいもんね。

そして完成したゾートロープをみんなで見せ合いっこしました。

ペットの犬の耳がパタパタ上下するものや、

モモンガが飛び出て落ちて飛び出て…と繰り返すもの、

目がぐるぐると回るもの（これは見ててほんとに目が回る）

タコの足が一本一本増えて減って…を繰り返すもの。。書き切れないけれど、沢山のアニメーションが完成しました。

みんな、自分が描いたものが動く様子に、わぁーと声をあげていました。

思ったように見えなかった子は、先生と、

こうすればよく見えるかも、と時間をかけて手直しして、よく見えるようになると、とても満足な様子で眺めていました。

みんなのこだわりの詰まったアニメーション。いつか上映できたらいいな。