フォントと線。
『フォント』って知ってる?
まずはデザインに欠かせない、フォントについてのお話から。
日本語、英語、よく使われるフォントの、おおまかな仲間を紹介しました。
ゴシック体、明朝体、セリフ体、サンセリフ体…
筆で書いたような太さの違う文字と、ずっと同じ太さで書かれた文字、それぞれどんな印象かな?と質問すると、意外な答え。太いゴシック体は優しい感じ、とのこと。なるほど!見る人によって、印象が違うという新たな発見。
次は、クイズ。
このフォントが使われているマーク、街で見たことある?何に使われてるかな?
難しかったけど、正解を見せると、みんな、「知ってる!」。
有名なマークに使われるフォントには、ちゃんと、どんな人が見ても見やすい、などの理由があることがわかりました。
みんなが好きなお菓子にも、フォントが使われているね。それぞれのイメージに合ったフォントを使っているんだね、と言いながら、お菓子のフォント観察も。
そして、そのいろんなフォントから、自分のイニシャルに合ったフォントを選んで、刺繍に挑戦。
今回は布じゃなく、紙皿に毛糸で刺繍をします。
キッズは事前に穴を開けた紙皿に、どこを刺繍すればいいかわかりやすいよう色を塗りました。
ジュニアは穴あけからやってみました。選んだフォントを紙皿に貼り、穴をあけていきます。
そして1番難題だったのが、針の穴に毛糸を通す作業。
そこで登場した糸通しを、みんなうまく使いこなしてくれました。
なんとなくルールをきめて刺繍していく子もいれば、針の向くまま気の向くままに刺繍して行く子もいました。
特にジュニアは、どんな風に線でつないでいこう?と考えながら、
線をデザインする事ができて、とても面白い作品に仕上がったと思います。
斬新な、星座のようなものから、芸術的に流れるような線で出来た作品など、
みんなのその時の思いが作品に現れているようでした。
1年近く二角形をやってきて、その子の色の好みがだいたいわかってきたのも嬉しい。
やっぱその色だよね〜って言いながらの作品作りも楽しい時間です。
作品が出来上がると、キッズの子たちは、フォント探しに夢中。
ちょっと難しいかな?と思ったフォントのお話でしたが、
これをきっかけに、興味を持ってくれて、デザインにちょっと足を踏み入れたような気持ちになりました。
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