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ソルトペインティング

  • nikakukeiy
  • 2024年3月11日
  • 読了時間: 3分

今回は、以前制作した砂絵がみんなお気に入りだったので、

また砂のようなさらさらな素材を使って面白いことができないかな?と考えたカリキュラム。

砂絵の時と特に違うのは、色付け。


砂絵の時は砂に色をもみ込んで乾かして、色の砂を作ってから絵にしたね。

今回は、全然違う方法でやってみるよ。


まずは内緒の白いサラサラの素材を見せます。

みんなで当てっこ。

触ってみたり、顕微鏡で覗いてみたり、匂いを嗅いでもわからない。。


「砂糖?」「小麦粉?」「お米?」


キッチンにあって、おにぎりに使うもの…というと、「海苔!?」と。

意外と難しいので、最終的には勇気を出して、ちょっと舐めてみました。

「しょっぱい!」


そう、『塩』を使って、メッセージボードを作ります。



ベースの形は、みんなおなじみの吹き出し。コルクで出来ています。

吹き出しは、漫画に出てくるね。

文字は名前やメッセージ、あいさつ、みんな好きなものを書こう。


まずは普通の紙に、練習。ボンドで丸を描きます。ここでボンドの出し加減の感覚をつかみます。


そこに塩をさらさらと、ボンドが隠れるように振りかけます。

それをトレイに落とすと、こんもり、ボンドに塩が盛り上がって、ふっくらした文字に。

それを乾かしてる間に、本番のコルクボードに取り掛かるよ。



練習をしたかいがあって、みんな、上手にボンドを加減します。

予想では、もっと出しすぎてしまうと思ったのですが、とても器用に描けていました。

ジュニアにもなると、見本よりも綺麗です。


さて色付けは、なんと、塩の部分にスポイトでつけていきます。砂絵と大きく違うのはここ。

その時の絵の具の濃度が重要なので、分量の見本を見せながら。

それをスポイトで一滴一滴丁寧につけていきます。集中力が大事!みんな黙々と集中していました。




普通に紙に筆で描く絵とは全く違う感覚。まるでかき氷にシロップをかけているみたいに。

みんな、ただつけるだけでなく、自分たちでどんどん工夫していきました。

グラデーションにする子。部分的につけてみる子。

縁に色を塗っても良い感じ。


アイデアがどんどん膨らんで、ジュニアクラスは何個も何個も、モリモリと制作していました。


せっかくの吹き出しだから、しゃべっているように写真を撮れたら面白かったのですが、

乾き切らず、並べて撮ってみたけど、なんだかおしゃべりなアトリエみたい。





塩のような変わった素材、面白い色のつけ方、みんな新しいものに触れると、

とても集中して、次から次へとアイデアが湧き出し、制作意欲が止まらなくなるのを実感しました。

またできたらいいな。

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