にじみあういろ
- nikakukeiy
- 9月15日
- 読了時間: 2分
9月15日は敬老の日。
おじいちゃんおばあちゃんへ、
やさしい色合いの花束を作って贈り物にします。
9月のテーマはにじみ。
色と色が紙にふんわりと広がる様子を観察しながら、世界に一つの花を作りました。
見本を見せると、結構リアルな花に、
みんな驚きました。
実は、これ、コーヒーフィルターを使って作るのです。コーヒーフィルターってあまり見たことがない子もいるけど、毎日お父さんが使ってるよ、とおしゃれなお父さんのお話を聞きながら、早速作り始めるよ。
まずは繋ぎ目を切り落として、四つ折りにします。
それを花びらの形に切ります。
これは、まるで紋切りのよう。
ここでかなりこだわりを見せる子もいて、とっても個性的な花びらがたくさんできあがりました。

絵の具で作った好きな色の色水に、切った花びら側をつけていきます。
おじいちゃんはこの色が好きだから、おばあちゃんはこの色が好きなの、とみんな贈る人を思い浮かべながら、色を作って、この色で作るお花はどんなだろう?と想像しながら、色付けしていきました。
コーヒーフィルターは、ふんわりと色が広がって、色と色の混ざり方や、組み合わせで、印象が変わってとても面白い。観察しながら、次々と色付け。
ペンを使って、霧吹きでにじませてまた違ったにじみで作る子もいました。
中には、ミャクミャク風に、花びらをまあるく切って、赤と青で色を付けた子も。さて、どんな花になるかな?

それを広げて乾かして、重ねていったら、
蛇腹折りに折って、竹ひごを間に挿します。
輪ゴムで留めて、さぁ、お花を開いていくよ。
一枚一枚、丁寧に。
すると、切っている時も、色付けしてる時にも想像できなかった素敵なお花が咲きました。
複雑に切った子は雰囲気のある花に、大きく丸く切った子は、可愛らしく、それぞれ全く違う印象で、
思わず、わぁ!素敵!と声を出してしまうほど。
ガクの部分は緑のテープを巻き、完成。
さぁ、せっかくなので、お花屋さんのようにラッピングしてプレゼントしよう。
すると、本物の花束のよう。
持っている子たちも、なんだか大人っぽい表情でいい感じ。
これからおじいちゃんたちのお家に行くから絶対完成させる!とがんばった甲斐があって、素敵な花束を抱えてアトリエをあとにしました。
コメント