「紙すき寄席」 開催しました!
本物の芸人さんが二角形にやってきました!
お囃子に合わせて、ご登場。
まずは、落語がはじめて子たちに、落語教室。
扇子をつかって、
ズウッと、、、「何を食べているところでしょう?」
『納豆!』 『納豆!?!』
思いもよらぬ回答に会場も盛り上がり。
正解は『うどん』だけど、麺類でもそばやラーメンとも細かな違いがあると。
ピザもチーズをグーンっとのばーして食べてくれました。
落語は1人でやっているのに、誰かと話しているように感じさせたり、
小道具の扇子とてぬぐいだけに何かの動きを表現する。
とにかく「想像させること」、とっても想像力が試される世界を体験しました。
お次は、紙切り!
お題に合わせて、その周りの景色もおもしろいお話しとともに、
切ってくれました。思わず「おおっ」と声が出ちゃいますね。
和紙を切ってもらおうかとも思ったけど、
和紙は繊維があったり、はさみの切れ味が微妙に違ったり、
また実験してみるという課題ができました。楽しみ。
それにしても真っさらな紙にどんな風に見えてれば、
はさみ一本であんなにすらすら切れるのでしょう。
すごい技を間近で見る体験ができました。
最後は、落語「狸さい(たぬさい)」
かわいい子狸とサイコロの動きが目に浮かんで、臨場感のある和芸は圧巻でした。
今回は、多世代の方が一緒に会場に入りましたが、その会場がひとまとまりとなって、見入ってました。
「落語」や「紙切り」は、とにかクリエイティブな要素が満載の芸だと実感しました。
さいご子供達と一緒に写真をとってもらい、よい記念になりました。
紙すき寄席のテーマは、「とことん紙にこだわる。」
高座の毛氈、木戸銭チケット、提灯、めくりとスタッフ衣装も全部、紙で。
会場は、和紙の原料となるコウゾ、ミツマタの芯の部分で構成しました。
紙の原料となる皮をはいだ部分もきれいで、会場を華やかにしてくれました。
みんなと取り組んだ寄席文字があちらこちらに。
普通の紙と違って、和紙は、墨をよく吸うから、書き心地も違うらしい。
和紙ならではの力強い雰囲気が、とってもかっこよかった。
木戸銭チケットも色んな和紙で作り、ずっと思い出に残るように、
みんなの手元におとどけしました。
あとひとつ、紙は折りたためて、最後はコンパクトになる会場構成にもこだわりました。
そんな日本人らしい文化も和紙ならではの文化として取れ入れられそう。
また、いろんな実験をしてみようと思っているので、
今度は違う紙に出会えることを楽しみしていてください。
和紙が、切ったり、書いたり、折ったりいろんな技法と
残っていくといいなと思います。和紙を通して楽しい時間を笑顔で過ごせたのが、
何より嬉しかったです。また「紙すき寄席」開催できたら!
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