「ちいさな『かぞくのアトリエ』をつくろう。」@かぞくのアトリエ
二角形として初めて、atelier610以外での活動です。
以前二角形でも取り組んだ、「わたしのtiny book houseをデザインしよう。」を
かぞくのアトリエさんバージョンでやってみたい、と同時に、それを発展させた、
実物の建物の1/5スケールで、tiny book houseの大きいバージョンを作ったらどうだろう?
と実験的に取り組んだ今回のワークショップ。
さて素材は何にしよう?折りたたむ部分はどうしたらよいだろうか、
家部分はどうしよう?色々頭をひねりながら、準備をしていきました。
かぞくのアトリエさんに提供していただいた、カーペットの素材。
それが紙よりも柔らかく、厚さも程よくあり、ヘタリすぎない。
素材を次へ活かすことも素敵だと思い、使わせていただきました。
家部分は、段ボールの中にスタイロフォームを入れ、軽いけどしっかりした作りに。
さぁ本番。
4歳から11歳の子どもたちが参加してくれました。
まずはかぞくのアトリエのロゴマーク。
いろんなカタチが隠れているけど、なにが隠れているかな?みんなで考えました。
真ん中にはお家。周りにはまる、さんかく、しかくの形が見えてくるね。
色も緑、黄色、紫。いろんなカタチに囲まれたお家。
色んな年齢のお子さん、ご家族が集まって、活動している素敵なアトリエ。
今回はその要素を入れ込んで、色もかぞくのアトリエ色で、
まずは小さなたためるお家型のポップアップカードを作りました。
3色の中から、好きな色を選んで、折っていきます。
じゃあこの部屋には何を飾ろう、どんな家具を置こう?とアイデアを膨らませながら、
みんなこだわりのお部屋を作っていました。
ソファにも柄を描いたり、壁にはガーランド。お気に入りのYouTube部屋も!自分のかたちの人形も忘れずにね。
絵を描いたり、折りたためる家具を配置して、最後にダンボール素材の家を貼り付けたら、完成!
さぁ、次はもっと大きい「かぞくのアトリエ」を作るよ。
ポップアップカードは個々に作ったけれど、今度はみんなで共同作業。3チームに分かれて、3部屋を作ります。
ここにも、3色の色と、カタチを取り入れて。なんと、部屋が、まる、さんかく、しかくになっています。
折り目は、切り離したカーペットを紐で編んでいくことで折りたためる仕組みを考えました。
縫い合わせるのは難しいのでは?どうやったらやりやすく簡単に編めるかな?と悩みましたが、
みんな、それぞれのやり方で、どんどん編んでいって感心しました。
そんなやり方もあるんだ!ととても参考になりました。
1番のお姉さんは、沢山の編む作業を最後まで丁寧にやり遂げてくれました。なんて心強い。
全部つなぎ合わせたら、裏に貼ってあった両面テープをみんなで剥がして、ダンボールの家型を貼り付けて、完成!
お父さんお母さんも、みんなおつかれさまでした。
大きいポップアップのお家、いいんじゃない!?
白い縫い目がアクセントになって、編み方も色んな個性があって、いい感じです。
なんと、この折りたためる「かぞくのアトリエ」、かぞくのアトリエさんに置いていただいて、
みんなが遊びに来た時に、開いて遊ぶことができます。
もう少し開きやすいように、調整をして、最終的なできあがりは、また後日。
お教室以外での活動、そして、以前から拝見させていただいていた、かぞくのアトリエさんのアートスクールに参加できたこと、準備や打ち合わせから、とても学ぶことが多く、刺激的な時間でした。
参加のご家族からの温かい感想もいただけて、こちらもまた次につなげていけたらと思う1日になりました。
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