動くデザイン 2
前回のゾートロープ盤に引き続き、
動くデザイン、スキャニメーションに挑戦します。
スリットアニメーションとも言うように、
スリットの間に見えた絵と、隠れた部分の絵をスライドさせて、見えない部分を脳が補って動いて見えるそう。
という私たちも、解明するのに苦労して、そしてこれをどうみんなに描いてもらおうか?と試行錯誤でした。
まずは見本のメガネバージョンを鑑賞。
黒い縞々のシートをのせないと、なんだかヘンテコな絵なのに、シートを乗せて動かすと、メガネが上がって下がって…まるで動いているよう。
不思議!みんな、かなり食いついてくれました。
これをみんなも作れるんだよ、できるかなぁ?と、
早速取り掛かります。
シンプルな星バージョンをやってみるよ。
みんなで星を描く練習。
星の描き方を知らなかった子も、ここで練習してみんな描けるようになりました。
型紙に星を描いて、ラインの入った紙に置いて、
なぞります。
黒いペンで、星の絵の中の、シマを、交互に塗ります。
次に、星の型紙を少し回転させて、またなぞります。
ここからがなかなか難しい。
さっきと同じように、星の中を交互に塗るのだけれど、さっきと違う列を塗ります。
ここで混乱…先生たちも手伝いながら、混乱しています笑。
これであってるかな?あ、こうすればいいんだね!
などと発見しながら、みんなで解明していきました。
びっくりなことに、キッズでもすんなり作っている子もいました。変に考えすぎるとダメなのかね?
できあがったのを、黒い縞々シートを乗せてみんなで鑑賞してみよう!
星は、キラキラと、回転するように動き出しました。本当に動いているよう。みんな、大成功でした。
じゃあこの要領で、自分で動かしたい絵を考えてみよう。
子がめが親がめに乗ったり乗らなかったり、猫のしっぽがフリフリ、信号機がチカチカ、とってもいろんなアイデアで、面白いアニメを沢山作ってくれました!色も塗ってみるとどうかな?いい感じ!と、次々と予想していなかった発見がありました。
途中、スヌーピーのスキャニメーションの絵本を鑑賞。まるでテレビが入っているかのように動きます。色つきもまた面白い。絵のコマを増やすとさらに動きがなめらかで本当にアニメのようなので不思議です。
今月はちょっと難しいアニメーションの世界に触れてみましたが、身近なものだけあって、みんな楽しく、興味深く取り組んでくれて、私たちも一緒になって楽しめました。
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